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沼の底が深い

ジャニーズ沼で無闇に泳いではいけない

私のヲタ活遍歴① 〜人間の脳はもっと進化するべき〜

挨拶は前回の記事で済ませたことにして、今回は私、橘のヲタ活を少しずつ振り返ってみようと思います。

私は一言で言うならば「熱しやすく冷めにくいタイプ」です。過去、様々なジャンル――二次元から三次元、女性アイドルから男性アイドルまで――色々と手を出しています。浮気性というよりも恋多き女の方が適した表現で、同時期に3つくらいのジャンルが活発になり、グッズを買ったり本を買ったり映画を観たりてんてこ舞い、なんてこともよくある。ハマったものへの熱が少し低くなることはあれど、決定的に冷めてしまうことはなかなか無い……そんなタイプです。

全く興味のないジャンルへの熱が0℃だとして、キャーあれもこれも欲しい! 公式からの供給が! と興奮状態のときを100℃とすると、好きなジャンルへの熱は常に40〜70℃を保ちつつ、活発な時に80〜100℃になる、そんな感じ。100℃になると際限なくお金を使ってしまう精神状態なので、できるだけ90℃くらいで抑えるようにはしています。

前置きはこのくらいにして、ふわっと振り返っていきます。

まず、幼少期。よく本を読む子どもだった私は当たり前のように『ハリー・ポッター』シリーズに手を出し、スコーンと落ちました。『賢者の石』を初めて読んだのが小学校に入るか入らないかの時で、もちろん読めない漢字などは親に聞いたりしてあの数百ページを読みきったんですけど、自分の中で革命が起きましたね。そして我が家に映画のDVDがあるのを知り、それを観てさらに深みに嵌るという、まあポタクラもといポッタリアンとしてはオーソドックスな嵌り方でした。

自分の価値観が定まる前に嵌ってしまうともう一生モノですよね。基本的にそのジャンルが常に根底にあるというか、様々な好みがそこから分岐していく。私の場合はハリーポッターがあったからこそ読書が好きになったし映画が好きになったし、ファンタジー的世界観が好きになったし、サウンドトラックを聴くのが好きになったし、西洋の城が好きになったし、なんなら大学の専攻選択にまで影響が出ました。なんて恐ろしい話なの……!

言ってしまえばあの全7巻はヲタクとしての私の聖書-Bible-……まあこれ以上語ると「グループ:ジャニーズ」とはなんぞやって感じになってしまうのでまた機会があったら引くくらい喋ります。

 

小学生の時は読書に日々を費やしていました。図書室の本コンプリートを目指してほぼ毎日通う文学少女だったのですが、ハリーポッターほどヲタク的に嵌る作品がなかったので割愛します。ただなんとなく、今の私の「比較的なんでもモグモグ口にする」精神が身についたのはこの時期かな? なんて考えてみたり。

 

小学校高学年あたりから自分でテレビを見ることを覚え、夜中こっそり『嵐の宿題くん』を観ていました。書き忘れていましたが我が家では幼いうちから母親によるメディア統制が敷かれていたため、誰もが通るであろう日曜朝のプリキュアとか戦隊ものとか、あとはカードキャプターさくらとかセーラームーンとかの洗礼はほとんど受けていません。贅沢は敵! 大日本帝国かよってくらいアニメとか漫画に関してはメディア統制される中、夜のドラマとかは兄がチャンネルを握ったおかげか普通に観れたので、その頃からドラマっ子になり始めます。

2005あたりから2008あたりまでリアルタイムで観た覚えのあるドラマを一応なんとなく挙げていくと

救命病棟24時』『電車男』『ドラゴン桜』『野ブタ。をプロデュース』『結婚できない男』『HERO』『弁護士のくず』『プロポーズ大作戦』『花ざかりの君たちへ』『ホタルノヒカリ』『山田太郎ものがたり』『受験の神様』『働きマン』『スクラップ・ティーチャー』……キリがないですけど今パッと思い出せるのはこんな感じ…?

年齢がバレるのを恐れずに言うんですけど、高学年あたりであのTBS金曜10時良作祭り(勝手に命名)がありました。『魔王』『流星の絆』『ラブシャッフル』……その次に『スマイル』があるんですけど、なぜかスマイルだけは観ていなかった。それから『Mr.BRAIN』『ザ・クイズショウ』『コード・ブルー』らへんも通った道です。土曜21時木曜22時枠は強かった。他にも絶対見てるやつあるはずなんですけど、懐かしさで爆発四散しそうなのでこの辺にしておこうっと。

小学校では給食の時間に放送委員がお気に入りのCDなどを流せるようになっており、嵐ファンの女の子がちょうどその頃出た『All the BEST 1999-2009』を流していたり、先に書きましたが『嵐の宿題くん』も月一くらいで観ていたので「嵐」や「ジャニーズ」という概念はもちろん知っていました。しかしそれとは別に、ドラマに出ている俳優として「二宮和也」「櫻井翔」「大野智」「山下智久」「錦戸亮」などを認識しており、なぜかその2つを分けて捉えていたような記憶があります。

 

そんなこんなで中学に入学。ここでヲタクとしての転機が訪れます。私の通っていた中学は中高一貫の女子校で、スクールカーストもほとんどないような学校でした。読書が好きな子、アニメが好きな子、ジャニーズが好きな子、無趣味な子、いろいろいたので様々なジャンルに触れる機会が多かった。

私は仲良くなりたいと思った子あるいは仲良くなった子と同じジャンルに嵌ることが非常に多く、中一、中二の頃友人の影響でようやく「ジャニーズ」というアイドル事務所に目を向けたのです。

まあ、目を向けたが最後、抜け出せない沼にハマるわけですが、私の初めての「自担」は嵐の櫻井翔さんでした。

多くの人が櫻井翔に落とされたきっかけの1つとして挙げられるのが『山田太郎ものがたり』の御村くん、そして『ザ・クイズショウ』の神山悟だと勝手に認識しているのですが、その二人、ひいては俳優 櫻井翔が「アイドルグループ嵐のメンバー」として繋がった瞬間ズギャアアアと撃たれました。なんてったって顔が好き。あのくりっとした二重にぷっくりした唇、大口を開けて笑う表情とシリアスな表情のギャップ。

私が初めて自分で買ったCDは、そんなわけで嵐さんの『僕の見ている風景』です。友達にやり方を教えてもらって、ドキドキしながらCDショップで予約、発売日当日に受け取りに行ったときの記憶はまだうっすらと残っています。

櫻井翔さんに落ちてからは、嵐さんの出演番組やCD、DVDなどはチェックするようになりました。誕生日プレゼントにコンサートDVDを買ってもらったり、貯めていたお年玉で過去のアルバムを買ったりと、「自分の趣味にお金を使う喜び」を知ったのはこの頃。

お金を使うと言っても、当時持てた金額には限りがありました。そうすると自然と使い所が限られてくる。私の場合は親の許可が必要なFC入りやコンサート参戦はせず、毎月一定のお金が飛ぶ雑誌購買を切り捨て、主にCDアルバムとDVD、あとはコンサートグッズで気に入ったものを買う、レンタルで過去の出演ドラマを片っ端から借りる……というお金の使い方でした。このスタンスを5年ほど維持して、カップリング欲しさにシングルを買ったり、友人とドラマロケ地巡りをしたりすることもありましたが、なんにせよ嵐さんに関しては在宅ヲタとしての姿勢を崩すことはありませんでした。

もともと「会いたい欲」的なものがそんなにないし、自分がコンサートに行くという選択肢をなぜか排除していた……そんな私ですが、友人に恵まれまして、中学時代に二度ほど「現場」に行ったことがあります。

初めての現場は2011年に起こった東日本大震災のチャリティ企画「Marching J」。初めてがこれというのはなかなかレアケースな気がしますが、募金イベントなのでチケットをとらなくとも並べば良かった、という点が初心者には優しかった。安心して募金ができるし、ついでにジャニーズのタレントさんを生で見られるし、まあどちらがついでかは人によりますが、そんな心意気で参加したイベントでした。

私が行ったのがいつかという詳細は忘れてしまったんですが、間近(といってもステージ上なので10メートル以上離れている)で視認して今でも強烈に印象に残っているのが元KAT-TUN 田口淳之介くん。今この時期に記事を書いていてよりによって彼というのがなんだかアレですが、初めて彼を認識したときの印象は「顔ちっちゃ! 脚なっが!」でした。ほんと、ゴマ粒と竹串みたいな。流石に言い過ぎか。ゴマ粒じゃなくて金平糖かな?

いずれにせよステージ上の皆さんに後光が差していて、眩しかったのを覚えています。

初めてのイベントで生アイドルを見た私は帰り道、案外自分が落ち着いていることに気がつきました。あんなに近くにいたはずで、直にこの目で見たはずで、私の網膜と彼らの間には空気しか存在しなかったはずなのに、なんだか画面を挟んで見たような、一枚フィルターを通して見たような、そんな不思議な感覚と現実味の無さを感じていたのです。多分このとき「あ、私はとりあえず今はコンサートに行かなくても良いかも」という認識をしたのかもしれない。

まあそんなこんなであまり現場志向が無い私だったのですが、2回目の現場参戦は嵐さん……ではなく、関ジャニ∞さんのコンサートでした。

先ほどロケ地巡りをしていたと言いましたが、共にロケ地巡りをしてくれた友人がその頃好きだったのが関ジャニ∞の横山くん。『ザ・クイズショウ』『左目探偵EYE』などで横山さんに落とされた彼女は、ハマったものには豪快にお金を使う子でした。親も柔軟で、FCもコンサートもオールオッケー……無事にチケットも買えそう、さて誰と行くかとなったときに私を誘ってくれたのです。

これだけ「現場志向がなかった」と書いていますが、決して「現場に行っても楽しめない」とか「嬉しく思わない」とかではないんですよ! コンサートやイベントが決まればどんなものかチェックしていたし、どんなコンサートになるか想像してワクワクして、もちろん誘ってもらえれば飛び上がるほど嬉しいんです。上記のMarching Jの時も、待ち時間から募金、帰りの電車内まで存分に楽しみました。

話を戻しますが、そんなこんなで参戦した関ジャニ∞のコンサート。「8EST」ツアー、味スタスタンド2階とかだった気がします。せっかくの初めてのコンサートだったのにチケットの半券をどこにやったの私……捨ててはいないはずなので、多分どこかにしまってある。遠すぎず、しかし決して近くはない、そんな席でした。

とても楽しいコンサートでした。私はわりと鳥頭なので、せっかくの楽しさや興奮を映像記憶で残せないのが悔しいんですけど……詳細は省きますが、Eighterの皆さんとメンバー7人がとても素敵な空間を作っていた、そんなコンサートでした。最後に隣の人と手を繋いだときの気恥ずかしさと一体感たるや。

目一杯楽しんだ私ですが、やはり帰ってから感じたのは例のフィルターでした。まあ席がスタンドの上の方だったってのもあると思うんですが、本当に同じ空間にいた? それともこういうリアルな映像を見てた? みたいな感覚。一番近くの花道まで丸山くんが来てくれて、ご尊顔を認識できるかできないかくらいの距離感に彼がいた……はず。みたいな。

それで気がついたんですけど、私多分コンサートに参加している瞬間はちゃんと現実として認識できるんですよね。なんとなくだけれど同じ空間にいることはちゃんと認識できる。でも、それを記憶として思い返そうとしたときに「画面を見ている視点」で思い返すから、現実味を失うんだと思います。

 

ハァ〜〜〜〜興奮とか視聴覚記憶全部リアリティ込みで記憶できる脳が欲しいな〜〜〜〜!!!!

 

えー……中学時代が随分長くなってしまいましたが、単純なヲタク遍歴的にざっくりまとめると「橘、嵐と関ジャニ∞を知る」って感じですかね。そして中三くらいで嵐さんに対する熱が一度56℃くらいに落ち着きます。(※冒頭のくだり参照)この頃ハリポタへの熱は42℃くらい。

 

中学終わりくらいから最大熱量を注ぎ始めたのは二次元ジャンルでした。中二らへんでニコニコ動画に手を出したあたりから次元の節操がなくなって来た感はあったんですが、幼い頃のメディア統制の反動か、明確なきっかけはわからずとも当たり前のように二次元にも手を出したわけです。まあ週刊少年ジャンプは通るべくして通った道って感じだよね〜〜〜〜同世代の人は絶対分かってくれると思うんですけど家庭教師ヒットマンREBORNとかいう邪気眼系中二ゴコロを擽る作品、あれは良くないよね〜〜〜〜

ほんと、ハマった数ヶ月後に突然の怒涛の展開及び連載終了、あれはマジで……あの……やめましょっかこの話!

二次元ジャンルのまあ過去作から色々連載漫画やアニメ作品を色々ちょこちょこつまみ食いをして、でも相変わらずドラマやバラエティも色々見たりしたんですよねー……

 

あ、1つ書き忘れていたことがあったんですけど、序盤のハリポタのくだりで少し触れた「サウンドトラック好き」の私が生まれたのは中二、中三くらいです。映画・ドラマ・アニメのサウンドトラックって、結構特定の人が手がけていて聞き分けやすいんですよね。で、大野くん主演のドラマ『魔王』に再びどっぷりはまった時期が丁度中二くらいだったんですけど、そのサウンドがもうド好みすぎて三ヶ月くらいずーっとそれ聞いてたんですよ私。この『魔王』のサントラを手がけた人が澤野弘之さんという方で、この方の作る音楽は特徴的なので多分皆さん聞き分けられると思います。ここ数年はアニメ界隈で引っ張りだこなので勝手に鼻が高いです。まーたこの人のサントラが中二ゴコロを擽るのだ……

今でも観た映画とかドラマ、アニメのサウンドトラックで気に入ったものがあると借りてウォークマンに入れています。号泣したシーンとかのサントラ聴きながら夜布団に入ってると条件反射的に涙出てくる。そんなわけで、私のヲタ活に欠かせない要素としてサントラ鑑賞も挙げられます。

 

嵐さんのCDアルバムやDVDを買いつつアニメや漫画に手を出していた私ですが、高校生もそろそろ折り返し地点という頃になって、あるグループが急に意識に入りこんできます。そう、NEWSです。

増田さんファンの友人がいたし、自分でもジャニーズ関連の情報はチェックしていたのでNEWSというグループはもちろん知っていましたし、NEWSが4人になったことも知っていました。しかし、またしても私は嵐同様、NEWSという概念と、自分の知っている人物とを結びつけていなかったことに気がつくのです。

 ジャニーズ沼は広いです。自分は嵐沼だったり関ジャニ∞沼だったりに入っている感覚でも、その沼は他グループの沼と当然のように繋がっています。自担どころか担当グループのメンバー誰一人出ていないけれど、ジャニーズの他のタレントさんが出ているドラマを過去に見ていて「そういえば当時この作品ではこの人が一番好きだったけどジャニーズだったんだ!?」なんてことはざらにあります。

 

 私の場合は、雪之丞くんでした。

 

 

――私のヲタ活遍歴②へ続く――